ジョバンニは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくる主人公の名前です。

ジョバンニにはとっても仲良しの友達カムパネルラがいました。でも、カムパネルラは溺れた友達を助けようとして川に流され、銀河の星になってしまいます。
その同じ時刻、眠っていたジョバンニの夢にカムパネルラがあらわれ、一緒に銀河鉄道で旅をします。
二人の最後のやりとりは、こうです。
ジョバンニが云ひました。
「僕もうあんな大きな暗の中だってこわくない。きっとみんなのほんたうのさいはいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一 諸に進んで行かう。」
「あゝきっと行くよ。あゝ、あすこの野原はなんてきれいだらう。みんな集ってるねえ。あすこがほんたうの天上なんだ。あっあすこにゐ るのぼくのお母さんだよ。」
カムパネルラは俄かに窓の遠くに見えるきれいな野原を指して叫びました。
「みんなのほんたうのさいはい」…すべての人の本当のしあわせのために…。僕の身は何度焼かれても構わない…。
ジョバンニはカムパネルラと約束をします。そして、どこまでも一緒に進んで行こう…と。
カムパネルラは、その友のために命を捨てました。
僕にも、何人かのカムパネルラがいます。
とても清い魂をもった人ほど、早く天に召されていくのでしょうか…。そんなふうに思わざるを得ないほど、大切な尊敬すべき友を見送ってきました。
そのたびに誓うのです。どこまでも僕たちは一緒にいこう。すべての人の幸いを探しにいこう…と。
でも、生きているこの身の弱さも同時に感じます。気づけば、自分が愛おしく、誓いに背いている自分がいるのです。
だから、Giovanni’s Blogと名付けました。
僕の大切なカムパネルラたちを忘れないように…。